日本看護連盟の機関誌N∞[アンフィニ]2013年秋号に弊社の活動とかつらが紹介されました

ビューティーエナジーですべての女性を元気に
-美と心の健康を支える 医療用かつら/ウィッグ スタイルオーダー-

 「スタイルオーダー」は、ウィッグの製作と提供を通じ、病気やストレス、加齢などによる髪の悩みをもつ女性のキレイと元気をサポートしています。
 医療と美容は、まるで無関係に思われがちですが、どちらも女性が病気を克服するためには欠かせないもの。女性患者のQOL(Quality Of Life:生活の質)向上のためにも、「キレイになる」というビューティーエナジーをより多くの女性にお届けしたいとさまざまな活動に取り組んでいます。

美しく生きることはポジティブなエネルギーになる

 「一瞬も 一生も 美しく」という、ある化粧品メーカーのコーポレートメッセージをご存じでしょうか。この言葉が表すように、多くの女性はどんな一瞬も美しく、そうした瞬間を積み重ねることでいつまでも美しくありたいと願っています。それは、流行のファッションで着飾ることや華美なメイクで装うことだけではなく、生まれもった美しさとパーソナリティで、自分らしく輝いていたいということ。毎日を「私らしく、美しく生きること」は、自信や心の豊かさを育み、ポジティブなエネルギーになります。
 しかし、病気やストレスなどで、ルックスの変化を余儀なくされ、自分の求める美しさ、自分らしさを失ってしまうという女性も少なくありません。特にヘアスタイルによって見た目や印象も大きく変わる髪は女性にとってとても大切なもの。例えば、抗がん剤治療の副作用による脱毛、体質の変化によるアレルギー脱毛症やホルモンバランスの不調から起こる薄毛など、髪に関する悩みは精神的なダメージも大きく、未来への希望も持てなくなってしまいます。
 こうした髪に関する問題やコンプレックスを解消し、心身共につらい時こそ、キレイから湧き出るエネルギーで元気になっていただきたい。美容業界のプロフェッショナルである私たちは、ヘアビューティーですべての女性を応援しようと、おしゃれなヘアスタイルを「スタイルオーダー」として誕生させました。

ヘアスタイリストが創る医療用ウィッグ

 従来の医療用ウィッグには、コンプレックスを隠す、補うというネガティブなイメージがあります。患者自身にも、提供するウィッグメーカーやそのスタッフにも「病気なんだから、できるだけ目立たないように、絶対にウィッグであることが周囲にわからないように」という固定概念があるのかもしれません。そのためファッション性に乏しく、ヘアスタイルのバリエーションも限定されがち。治療が終わり、髪が生え揃うまでは「おしゃれは我慢するしかない」と諦める方もいらっしゃるでしょう。
 弊社が企画するスタイルオーダーは、ヘアスタイリスト(美容師)が創るまったく新しいコンセプトの医療用ウィッグ。コンプレックスを隠すのでなく、まるで洋服のように装い、ルックスをコントロールできます。ファッションショーや雑誌・広告などのビジュアル撮影でモデルのヘアメイクやクリエイティブワークを多数手掛けてきたヘアスタイリストならではのノウハウと技術を活かし、美しく自然なウィッグを製作します。
 さらに、使用する女性の快適性、製作するヘアスタイリストの利便性を考え、独自のアイデアで素材となる製品の企画・開発にも携わりました。ヘア素材には人毛を一切使用せず、形状記憶力と質感・安全性に優れたカネカ製人工毛(カネカロン)を採用。いつでも素敵なスタイルが再現でき、お手入れも簡単です。気になる汗や皮脂の臭い、外部の臭いを解消する空気触媒清潔加工「Tio Tio」をウィッグ全体に加工するなど衛生面にも配慮しました。優れたデザインと高品質、高機能を実現したスタイルオーダーのウィッグですが、治療中の方にも安心して手軽にご使用いただけるよう、一般的な医療用ウィッグの半額程度の価格を基準とし、提供するスタイルにもこだわっています。

私だけのスタイルをヘアサロンで見つける

 スタイルオーダーのウィッグの最大の特徴は、お近くのヘアサロン(美容室)でお求めいただけること(※認定サロンがない地域もあります)。初めて訪れるウィッグ専門店では相談しにくい、通信販売では自分に似合うのかどうかわからないといった不安をお持ちの方も多いと思います。日頃からおつきあいのあるヘアサロンで、自分の個性や好みを熟知するヘアスタイリストがコーディネイトしてくれるのはとても心強いはず。もちろん初めての方でも、ヘアスタイルの理想や日頃のファッションなどについて、じっくりとお話しをお聞きした上で、お似合いのスタイルをご提案します。お一人おひとりの骨格や輪郭、好みに合うベストなスタイルをセレクトし、実際に装着して丁寧なカットで微調整することで、より自然で素敵なウィッグに仕上げます。
 最初のカウンセリングの時は、病気やコンプレックスなどの事情があり元気のない状態で来られる方がほとんどです。しかし、ヘアスタイリストがおすすめするいろいろなウィッグを試着するうちに、どんどん表情が明るくなり「これなら私らしくいられる」「今までとは違うスタイルにも挑戦してみようかな」と気持ちが高揚し、いきいきと元気が出てくるのがよくわかります。「隠す、補う」ためではなく、おしゃれの可能性を広げるためのツールとしてウィッグを活用し、キレイになって元気と自信を取り戻してもらいたい。スタイルオーダーに賛同するヘアスタイリストたちはそんな想いを込め、全力でサポートしています。

女性患者にとってQOLサポートは大切な要素

 前向きな気持ちが、病気の治療に大きな効果があることは、医学的※にもわかっています。心が明るく元気であれば「病気を抑制する遺伝子がON状態」になり、逆に心が落ち込めば「病気を活発にする遺伝子がON状態」になる。つまりポジティブなメンタリティを維持することは、薬に匹敵するほどの大きな効果があり、治療の一つとしても重要視されています。
 海外では肉体的・精神的な苦悩を軽減し、QOLを向上させるための女性患者に対するサポートが積極的に行われています。フランスには「ソシオ・エステティック」という医療や福祉の現場で行われるビューティケアがあります。国家資格をもつスペシャリストたちが、病室でメイクやハンドマッサージ、フェイシャルケア、ネイルケアなどを施し、女性らしい時間を過ごすことで患者を癒したり、ウィッグのコーディネイトをしたりします。
 1980年代にアメリカで誕生した「LOOK GOOD FEEL BETTER」は、がん患者のための美容ワークショップ。企業や団体からの寄付と商品提供、ボランティアのメイクアップアーチストやエステティシャンたちの指導で、ウィッグの選び方からお手入れ方法、スカプルケア、抗がん剤治療で悪くなった顔色を元気に見せるメイクアップ、ネイルケア、バストフォームを使った洋服や水着のスタイリングなどのレッスンを展開。治療中・療養中の女性患者に、美しくなるための情報を発信しています。現在はアメリカすべての州、そして欧米を中心に世界で18の支部がありますが、アジア地域にはシンガポールに支部があるのみ。今後、日本での活動も期待されています。

※エピジェネティクス的(後天的に決定される遺伝的な仕組み)観点より

ウィッグをもっともっと知って欲しい

 弊社は「ビューティフルエイジング」をテーマに、美と健康に役立つ情報を集めた体験型イベント「大人ビューティラウンジ」を各地で開催しています。エイジングの不満・不安解消のための「モノ」「コト」を紹介するほか、ヘアウェアの装着体験も実施。髪の有無を問わず、ウィッグを体験することにより、ウィッグに対するマイナスな先入観を払拭するとともに、いつか必要になる時の理解にもつながっています。2011~2012年の2年間で約5000人の女性が体験。「ウィッグに対するイメージが完全に変わった」「将来的に必要な時の不安が消えた」という声が多数寄せられました。

 さらに、病気で髪を失う女性患者と直接関わることの多い医療の現場で働く方々にも認知度を高め、理解を深めてもらおうと、岡山県看護連盟で講演会と装着体験を実施させていただきました。実際にウィッグを装着した女性看護師の方からは「触れてみて大変参考になった」「思っていたよりもずっと自然で素敵」「かつらに対するネガティブな印象が無くなった」「私がエイジング対策で使いたいくらい」といった感想が。また「医療関係者として、医療用ウィッグを必要とする人にも教えたい」「知識を深めて、自分がコーディネイトできるようになりたい」という嬉しいお申し出もいただきました。このようにウィッグについてもっと詳しく知りたい、うちの地域や病院でもビューティセミナーや装着体験会をやってみたいといったご要望がありましたら、弊社までぜひご連絡ください。
 髪について悩んでいる方、病気と闘う方など、弊社のサポートを必要とする女性はまだまだたくさんおられるはず。キレイになることでモチベーションを高め、一人でも多くの女性を元気にしたいと願っています。